あわただしく走り続けて早や師走です。
この秋は、紅葉もひとしおはやく過ぎ去っていきました。
１１月は、インフルエンザワクチン接種のかたが非常に多く、
今年は、テレビなどでいろんな情報が流れ、危機感を持ったかたが多く、
初めてワクチンをうけるという方も、おおく見られます。
私は、肩がこるくらいがんばってワクチンをうちました。
痛くないように、そうっと、優しく　とこころがけて打つので、緊張感
もひとしおです。
痛くなかった！といってもらえるとほっとします。
ごくたまに、腫れあがるひともいますが、２，３日で治まります。
現在のインフルエンザワクチンは、安全で有効性も高く、できるだけ
たくさんの方にうけていただきたいと思います。
いくら忙しくても、インフルエンザが流行って忙しいよりは、ずっと
ましです。

特定検診は、来年１月末で終了です。
メタボのみに焦点をあてて、内科検診としては全く内容不足のこの検診
のナンセンスさを、多くの人たちは、ちゃんとわかっておられます。
その結果として、人間ドック屋さんが繁盛するのです。
私は、健康診断の禁止をうたう現在の健康保険制度は、おかしいと思います。
健康保険料を納めて、ほとんど医療を受ける機会のない人たちのためにも
年１回は、いろんな項目をふくんだ充実した健康診断をうけることができるようにするべきだと、私は思っています。