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思うこと

[2001.08.13]

5月15日から始まった在宅訪問診療も、早や3か月が
経過しました。

主に、木曜日午後4時から午後8時頃まで、高齢や
重篤な病状のために、通院治療が困難な方を対象に
訪問診療を行なっています。

在宅訪問診療を本格的に行いだしてから感じたことは、
地域のかかりつけ医としては、非常に重要な、必須の
任務であるということです。

患者さんの日常の生活状況もよりよく理解できますし、
患者さん、家族の方の通院の負担を軽減できます。
私達診療側の者にとっても、医院の外に出て、患者さんのお宅を訪問して診療することによって、医院の中だけではわからない、いろんな重要なこと、診療のヒントみたいなものが、見えてくるように思われ、新鮮な感動があります。

自分が、いつの日か、高齢、あるいは重篤な病で、住み慣れた自宅で、人生の最期を迎えたいと望んだときに、「こうあってほしい」と思う、暖かく、心こもる、そして尊厳に満ちた医療、ケアを提供できるように、努力し、がんばっていきたいと思っています。

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