平成22年5月1日、医療法人かがや内科ｸﾘﾆｯｸをスタートして、早や、2ヶ月が経過しました。
患者さん達からは、「よかったね。」とか、「おめでとうございます。」といってくださる方もおられて、感激しました。「もっと早く変えたらよかったのに。」といわれた方もあり、「苦節・・・やね。」と言われた方もあり、あー、みんな私の苦労や思いを、わかってくださっていたんだなあと、うれしく、感動の連続の日々でした。

一方で、医院名称変更にまつわる、さまざまの事務手続きの煩雑さや、経済面でも、かなりの準備が必要であったことが身をもってわかり、なかなか大変な日々をすごしました。
自分の仕事の最も大切で力をさく部分は、日々の患者さんの診療ですので、いろんな事務手続きや、対外的な交渉事を併行してこなしていくのは、かなり心身の負担です。
しかし、今変えないと、もうきっと変えられないだろうと思い、思い切ってがんばって、変えて良かったと、つくづく思う今日この頃です。

最近は、インフルエンザかとおもうほど、激しい高熱やのどの痛み、腫れをともなう夏風邪的な、上気道感染症がめだちます。
嘔吐、下痢を伴う胃腸炎タイプの風邪も多くみられます。
殆んどがウイルスによるものですが、6月、9月、総じて暑い季節は、食べ物が傷みやすく、細菌性の胃腸炎も混在するので、診療には、神経をつかうところです。

禁煙外来は、最近、ますます禁煙挑戦者が増えて、スタッフ、患者さんともに、日々、がんばっています。
願わくば、呼吸器、循環器系の先生方は、かかりつけの患者さんの禁煙支援をしていただきたいとおもいます。
敷地内禁煙は、医療機関の常識だとおもいますし、医師のやる気さえあれば、全ての医院、ｸﾘﾆｯｸで、禁煙指導、禁煙支援がおこなわれるべきだとおもいます。
最近は、30歳代の若い人達が禁煙治療に真剣にとりくんでおられ、うれしくこころ強くおもっています。