春
今年の春分の日は、花嵐と黄砂うずまく大変な日でした。
花粉症がひどくならないように、窓を閉め切り、部屋の中から、蕾が開きかけたばかりの桜の枝が折れないかと心配しながら、吹き荒れる春の嵐に見入っていました。
翌日の3月22日は、前日の花嵐がうそのような、明るく静かな春の日となりました。
地球温暖化を実感するような、早い桜の開花です。
新型インフルエンザもすっかりかげをひそめ、あれほど足らない足らないと騒いでいたワクチンも、たくさんあまり、冷蔵庫に眠っています。
流行の初期に、幼少児、学童、学生に真っ先に、公費負担(一部でも)でワクチン接種をするべきであったと、いまさらながら思います。
行政側の対応に、はがゆさや、疑問を感じつつ、ワクチン接種スケジュールに追われまくり、人心地も無かったこの冬でした。
さて、当院も、昭和59年12月に開院してより、早や、25年目にはいりました。
当院に来られる多くの患者様方、地域の皆様方、先生方、職員の方々、そして私の家族、友人 、たくさんの方達に支えられ、今日まで、がんばることができました。こころより感謝いたしております。
これからも、変わらず地域医療に貢献し、皆様の心身の健康の保持、増進に役立つべく努力したいと思っております。
5月から、医院名を、「かがや内科クリニック」と改めさせていただきます。
「野口医院」としての責務は、十分に果たしたと、私の心の中では、総括いたしました。
これからは、自分の名前で、心新たにがんばりたいと思います。今後とも、よろしくご指導、ご支援のほどお願いもうしあげます。